離婚の象意

◆ ちがう占術での考察

数年間、離婚調停をなさってた方が、念願かなって離婚が成立し、子供と共に新しい人生を歩んでいるのですが、その時の後遺症なのか、イマイチ体調が整わず、疲れやすいということで当店に通ってくださっている方がいらっしゃいます。

離婚時の星の配置を紫微斗数、四柱推命、占星術でチェックしてみたら、どれも離婚の象意が出ている時でした。

また、健康も注意だったようで、それが後遺症とまではいいませんが、現在にも影響してらっしゃるようです。

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紫微斗数での離婚の象意

子女宮が大運命宮、大運財帛宮A-Dの時、ご主人が家を出て行ったそうです。

そして子供との生活費や家の支払いなど一切なさらず、家に誰もいないとき帰ってきて、お金を持っていったりしたので、離婚調停を起こすこととなったそうです。

自分から出て行き、夫として父親として責任を放棄していたにもかかわらず、なかなかスムーズに離婚とならず、数年争っていましたが、本福徳宮が流年命宮のとき離婚が成立!

この時は、大運財帛宮、流年田宅宮が廉貞+化禄(A)・自化忌Dとなっています。

財帛宮結婚生活の状態田宅家庭の状態を示します。

男の星である廉貞AーD=0で、結婚生活が終わり、家から男性が出て行く象意です。

 

数年間の離婚調停は彼女に多大なストレスを与えたようで、心身共に疲弊し体調を崩してしまわれました。

それは、命式にも表れています。

大運命宮・流年疾厄宮と大運遷移宮・流年父母宮が、お互い向心力C(化科)を交換しています。

また、本福徳宮・流年命宮の太陰が自化Cで、流年疾厄宮の武曲(C)がCーCのようになります。

化科C病気の象意で、このような時は、病気に注意となります。

また、この年、お父様がご病気で亡くなっています。

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四柱推命での離婚の象意

異性を示す星が消えるとき離婚の可能性が高くなります。

 

この方の原命式には、女性にとって異性の星である偏官・正官は出ていません。

歳運で巡ってきたときの状態で、結婚や離婚などチェックすることとなります。

大運が壬戌の時、偏官があらわれました。

この偏官が消えるのは、現れてから8年後の丁酉の年です。

壬と丁が干合し、木になりますので、壬(水)が消えてなくなり、離婚となりました。

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占星術での離婚の象意

 

結婚についてみる7ハウスのカプスは山羊座で、その主星は土星 です。

その土星に、トランジットの土星が180°

数年前に発生したトラブルに、適正に対応してきたならば、その努力が報われる時となります。

また、パートナーとの別れを示します。

このトランジットの土星は、愛情軸である月 と金星 のミッドポイントにあり、結婚関係を続けていくことは困難であることを示します。

トランジットの冥王星 が、7ハウスのカスプに0°

パートナーシップに厳しい変化の象意で、関係性が終わってしまうことを示しています。

 

トランジットの土星は、健康をみる6ハウスに入っていますので、健康運要注意の時です。

トランジットの火星 がネイタルの土星に0°

かなり、ストレスが溜まっていることを示します。

12ハウスの病気のハウスですので、ストレスが体に不調を引き起こしたかなとおもいます。

その、ストレスの原因は、パートナーを示す7ハウスの主星の土星、ご主人であることを示しています。

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