タロットの学び方

◆ タロット
お客様

タロットに興味があるけど、覚えるのが大変で手が出ない

そんな言葉をよく聞きます。

 

確かに78枚もあるし、例え、記憶力の凄い方がいて、全部覚えても言葉を並べていくだけでは何のことやら分からない。

リーディングがシッチャカメッチャカに・・・

 

私も意味を覚えようとしていた時は、カードが何を伝えたいのか

全然わかんない

やっぱりタロットの才能がないんだわ

と、思っておりました。

 

でも、コツを知ってからスルスルと、までは言いませんが、高っか~い壁が、ちょっと低く感じられるようになりました。

そのコツとは、カードに散りばめられたシンボル(象意)を覚えるのです。

どんなものかといいますと、例えばこの【Fool・愚者のカード】

 

 

この中に描かれている象意は、眼を見開き空中に浮かんでいる人物の脚を虎が噛みついています。

眼を見開いているのは好奇心をあらわし、空中に浮かんでいる姿は、自己の〈生〉を信頼していることを表現しています。

虎は不安と恐怖を表していますが、この人物はこの虎を気にしていません。

不安や恐怖に囚われていないのです。

金貨と葡萄は、そのような愚者の生き方からもたらされる、富と豊かさの可能性を示しています。

他にもワニやら鳩、蝶など色々描かれていますね。

これは、ただ紙面を埋めるために書かれているのでなく、全てに意味があります。

これらの象意をイメージして、言葉を紡ぎだしていくのです。

 

この愚者でしたら

ポジティブな意味だと

・新しい場所を求めることが成功へとつながる
・現状にしがみつかず変化を求め一歩踏み出すことが必要

ネガティブな意味だと

・不安から行動できずチャンスを逃がす
・先の影響や障害も考えず無鉄砲に突き進んでいる

などでしょうか

 

他にも色々浮かぶと思いますが、ポジティブやネガティブかは周囲のカードで見ていきます。

一枚一枚のカードの意味を覚えるより、このようにカードに描かれている象意やストーリーを理解する方が、あなたなりの言葉が紡ぎだされ、自然なカードリーディングの流れを作り出してくれます。

 

タロットをやってみようと思った時の、参考にして頂ければと思います。

 

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