知人に、パーキンソン病になった方がいらっしゃいます。
その方に、症状が出始めたころをお聞きし、星の影響を考察してみました。
パーキンソン病は、脳からの命令が体にうまく伝わらなくなり、身体が動かしづらくなる病気です。
原因は、脳の奥にあるドパミン神経が減少し、運動の指令をしてる神経伝達物質のドパミンが十分つくられなくなり、体の動きに障害があらわれるそうです。
これらに関係性が強い星の指標は
脳・神経・運動器官に星
神経
- 水星
- 水瓶座
神経系
- 水星
- 海王星
- 双子座
- 天秤座
- 水瓶座
神経細胞
- 水星
- 天王星
随意筋
- 火星
- 水星
脳
- 太陽
- 月
- 水星
- 牡羊座
- 1ハウス
自律神経系
- 乙女座
まず、出生図にパーキンソン病に注意の指標があったのか拝見してみます。
生まれた時間がわからなかったので、牡羊座を1ハウスに置いてみています。
水星は、パーキンソン病でかなり関わりのあるようなのですが、この方の水星はノーアスペクトです。
水星がノーアスペクトの場合、健康への影響は、精神や神経のバランスの悪さをもたらします。
太陽と天王星がタイトなコンジャクションです。
コンジャクションは吉凶両面の作用があります。
脳=太陽と神経=天王星が、バランス取れてるときはいいですが、乱れた時は影響も強そうです。
パーキンソン病の初期症状で、自律神経に関連する症状が出るそうですが、自律神経系の乙女座にステリウムです。
火星は、太陽・天王星に60°の良い配置です。
火星が太陽や月に絡むときは、おおむね健康な体をつくります。
このような病気になるまでは、丈夫だったか、病気をしても回復力は良かったのではないでしょうか。
神経系の海王星に、歩行困難や機能障害を引き起こす土星が90°の凶角を作っています。
そして、神経系の水瓶座に土星です。
関係する星の指標はありましたが、それが表に現れ悪さをし、病気になるとは限りません。
移動している星々が、出生図の星を刺激し、その時、注意して自分の身体を整えていなければ、発症の可能性は高まります。
時々、転倒するなどの症状が出始めたころの、星の配置を拝見してみます。
ネイタルの火星・太陽・天王星に神経の水星がトランジットでヨッド(赤)を作っています。
自分が望まぬ状況をもたらす可能性を示しています。
トランジットの土星と天王星が、ネイタルの海王星にTスクエア(青)。
神経や身体的機能に問題が起きる可能性を暗示。
トランジットの海王星がネイタルの水星に180°(緑)
神経系の乱れや低下を暗示しています。
また、ここ数年、サターンリターンでした。
乙女座を1ハウスに持ってくるソーラーサインの場合、土星は健康の6ハウス。
健康に注意をはらわなければいけない時期でもありました。
元々、神経系に注意を必要としていた方だったのと、多くの指標が重なった要注意の時期だったようです。
今回、パーキンソン病を調べていたら、良いお薬も出来ているようなので、転んで怪我などせぬよう過ごしていただきたいなと思います。
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