友達の紫微斗数を一緒に観てたら
結局、人は星の通りに生きるってこと?
と、言ってきた。
確かに、彼女の過去から現在の流れ、私が知り合ってから見てきた、彼女の20年間は上記の命式のまんまでした。
命宮が天同という星。
この星は、社交的で温和な雰囲気、人当たりが良いので人に好まれ、友人知人が多くなります。
好奇心が旺盛で、興味の幅が広がり多芸多才。
その分、一点集中が難しく、一芸に秀でることがやや困難。
ここで、彼女、ガクッてきてましたね。
人は、なぜか自分に無いものに憧れがち。
彼女も、何かコレってものを求め、色んなセミナーや勉強会に顔を出し、お金もはたいて頑張っておりましたが
この道!
というものが見つからず・・・
そして、困ったことに、彼女の遷移宮には巨門と星がいます。
この星が、この宮にいると、外に出て活動しようとするとトラブルが多くなり、精神的なダメージを受けやすくなります。
それ、プラスこの遷移宮から化忌という禍の星が、命宮に飛んでいます。
ダブルダメージです。
そして、確かにその禍を受け、プチ鬱となり引きこもり、精神的には回復したのですが、そのまま、お仕事をせず、家でお母さんのお世話などをしながら過ごす毎日。
そして、それが許される財運を彼女は持っている!
私としてはココが一番、羨ましいポイント。
財帛宮という財運の宮に天梁星。
この星は、自分からガツガツとお金を求めないのですが、生活に困ることはない。
そして、そこに化禄という「財」と「福」の星が付き、財運に恵まれる左輔があり、ついでに、自化禄までくっついてて、ほんと、出会ってからこのかた、彼女がお金に困ってる姿を見たことが無い。
ろくに(ゴメンネ)働いてないのに、大好きな石や布を躊躇なく買い、何十万とするセミナーにも行きまくり
羨ましいの~~~
そして遺産運をみる田宅宮に、天府という星が鎮座しております。
天府は「禄の星」
衣食住で困ることはなく、遺産運も上々です。
お母さんは、大金持ちというわけでは無いようですが、駐車場なども持っていて確かに、困ることは無い。
そこで
確かに、この通りだね・・・
だったら、人は頑張っても、どう足掻いても、このようになるってこと?
との感想が出たわけです。
そうだな~~~
自分自身の命式みてても、あ~~~そうね~と、思います。
しかし、星の影響は確か大きいけど、頑張らなくていいというのとは違うと思うのです。
眠れる預言者エドガーケイシーが
人間の運命に最も強い力を及ぶすのは・・・・これらの惑星である。
ただし、ここで理解しなければならないのは、いかなる惑星の作用も、あるいは天体のいかなるものも、、人間の意志力の支配をしのぐことはない
(出典:エドガーケイシーのリーディング占星術)
と、言っているように、切磋琢磨し人格を磨き上げ、運命に流されるのではなく運命を自分の最高最善の目的地に向け、泳いで行くのが理想なのでしょう。
命式やホロスコープは運命の航海図です。
危険区域には近づかぬよう注意し、どうしても通らねばならない場合は、その為の準備、お金であったり知識や技術など、前もって十分にしておく。
それが、この世に生まれるときに授けられた神からの贈り物である、人生の航海図(出生図)の
活かし方ではないかと思うのです。
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