ある方の、紫微斗数と西洋占星術を比べてみました。
命宮に七殺をお持ちの方は、これ!っと決めたら行動が早い。
命宮には廉貞も同宮しています。
廉貞の方は、合理主義者で、目標を達成させる為には手段を選ばない、アクが強く非情な人に思われがちですが
しかし、義理堅い性格で情も深い星。
ドライな部分と、ウェットな面を両方持ち合わせています。
また、好奇心が強く、新しいものを取り入れる事に躊躇しない変革の星でもあります。
上記の紫微斗数の方を、ホロスコープで出してみると
命宮に対応する太陽が水瓶座です。
水瓶座は、変容・変革の星座。
好奇心が旺盛で、新しいものを取り入れる気質に富み、独創性もあります。
それが、周囲の人には、中々理解してもらえず、変わった人と見られがち。
自分のアンテナに何かが引っかかると、それに向かうスピードは早く、即断即決で行動します。
紫微斗数の命宮、廉貞・七殺にかぶりますね。
そして、ASC蟹座と太陽・水瓶座は、理知的な水瓶座に蟹座の情が加わり、ドライでウェット、現実的でロマンチストとなります。
その為、他者には少し分かりにくく、何を考えてるか分からない人、と思われがち。
これも、廉貞の現実的なのに情が深い、他者が廉貞に感じる底知れなさに、通じるものがあります。
この方は、蟹座のASCに土星が乗ってます。
この配置の方は、色々悩み易く、神経系や胃腸に乱れが起きやすい。
それは、紫微斗数にも表れていて、疾厄宮に天機と太陰が入居しています。
この良性とも色々考えすぎて、神経疲労と胃腸に乱れをもたらします。
一見、似ても似つかない西洋占星術と紫微斗数。
読み込んでいくと、根っこは一緒なのね、と、改めて思います。
ホント、占いは奥が深くて面白い。
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