先日、お亡くなりになった蜷川幸雄さんが、世界のニナガワと呼ばれるほど成功なさった原動力は、コンプレックスだったそうです。
大変だな、苦手だなと感じる事を克服することで、その先に開運の扉が開いているのだと改めて思います。
「世界の○○」までとはいかないかもしれませんが、私たちがステージアップし成功するためのコンプレックス克服ポイント、それは、出生図の土星に示されています。
試練や義務を表す土星はカルマポイントでもあります。
カルマは過去生での報いのような、そんなオドロオドロしいものでなく
魂の成長のために、今の生で取り組むべき課題
その課題を教えてくれるのが土星。
カルマ=魂の成長ポイント
ですので、楽な課題ではありませんから、土星が示す事柄をコンプレックスや苦手意識を感じると思われます。
しかし、その課題を達成し、苦手意識を乗り越えたなら、開運の扉が開き、成功や物質的な恵
意識の改革、安定がもたらされるのです。
6ハウスは労働の部屋です。
そこに土星があると、仕事中毒になるタイプです。
真剣に仕事に取り組み、大変な作業でも果てしなく忍耐できます。
上司や職場の人間関係では、誤解や悩みが生まれやすくなります。
自分自身の価値を良く知っているが、それを活かせる場所を手に入れるのに時間がかかり
葛藤を抱えるでしょう。
実際、認められるまでは大変だったようですね。
収入が少なく女優の奥様が大黒柱となり、ご自身は主夫をなさって、子育てや家事をしていたそうです。
商業演劇の道を進み始めた時は、それまでの仲間が離れていき孤立。
人がみんな右へ行ったとしても、自分が信じるなら、ひとりでも左へ行くんだよ
と、自分に言い聞かせるように、お子様の実花さんにつぶやいたそうです。
6ハウスの土星が暗示する、カルマを浄化し、上のステージに昇るための試金石。
葛藤やジレンマを乗り越えられるか!?
妥協せず、たった一人になったとしても、自分の信じる道を歩めるのか!?
蜷川幸雄さんは、それを成し遂げ、世界のニナガワとなられたのでしょう。
最後まで、ご自分の信じる道を駆け抜けられた蜷川幸雄さん。
ご冥福をお祈りいたします。
それぞれ魂のテーマは違います。
ご自分の土星の見つけ方、次回書きますね。
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