- あ行 占星術用語辞典
- アイシー I.C
- アスペクト aspect
- アセンダント ASC
- アフリクト afflict
- アラビックパート Arabic Parts
- アンギュラー・ハウス angular house
- アングル angle
- イグザルテーション exaltation
- イクリプス eclipse
- イコールハウス equal house
- イージー・アスペクト easy aspect
- イーストポイント east-point
- 1度1年法 one degree system
- 1日1年伝統法 daily system
- イベントチャート event chart
- イングレス ingress
- インコンジャンクト inconjunct
- インターセプト intercept
- エム・シー MC
- エフェメリス ephemeris
- エレクショナル占星術 electional astrology
- エレベート elevate
- エレメント(四区分) element
- オーバーロード overload
- オーブ orb
- オポジション
- か行 占星術用語辞典
- さ行 占星術用語辞典
- た行 占星術用語辞典
- な行 占星術用語辞典
- は行 占星術用語辞典
- ま行 占星術用語辞典
- や行 占星術用語辞典
- ら行 占星術用語辞典
あ行 占星術用語辞典
アイシー I.C
4ハウスのカスプで天底とも呼ばれる。生まれながらに受け継がれ、もっている意識。また、自分が自分である安心感を得るための物事や安住できる環境、拠り所を示す。
アスペクト aspect
感受点(惑星)同士がつくる角度を言います。特に重要なのは0度、60度、90度、120度、180度で「メジャー・アスペクト」と呼ばれ、強いエネルギーが発生します。「マイナーアスペクト」は、積極的は使われない角度ですが、150度は近年取り上げられることが多いアスペクトです。角度には許容範囲があり、多少の誤差があっても成立しているとみなされます。この許容範囲をオーブと言います。そして、アスペクトが正確な角度の場合をタイトと言って、アスペクトの意味が強力にあらわれます。
アセンダント ASC
出生時に黄道が東の地平線に接する点をアセンダント(ASC・上昇点)と言います。ここは、とても重要なポイントで、肉体、外見、宿命をあらわすポイント。また、人に与える印象やペルソナも示します。アセンダントは、4分で1度動き、一日で1周します。
アフリクト afflict
傷ついた状態を意味し、惑星が他の惑星からのアスペクトによって抑圧されたり、本来の働きを妨げられてる状態のこと。一般的にはマレフィックな惑星(火星、土星、天王星、海王星、冥王星)による、オポジションやスクエアですが、惑星や何を占うかによってはコンジャクションもあてはまります。
アラビックパート Arabic Parts
キリスト教の厳しい思想統制下に入った頃、占星術はアラビア世界で引続き発達を続けていて、その時代に多用された計算上のポイント。最も有名なポイントはPOF(Part of Fortune)「富の場所」とPOS(Part of Spirit)「精神的な富の場所」の2つであす。
アンギュラー・ハウス angular house
1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスのこと。ここに太陽、月、ASCの支配星、または、多くの星が初まってる方は、積極的に活動する野心的なタイプ。また、人生にチャンスが多くなりますが、運の吉凶もハッキリ出やすい傾向。目立つ存在となり、周囲への影響力が強くなるようです。
アングル angle
ASC、DSC、MC、ICの事です。1ハウス、4ハウス、7ハウス、10ハウスのカスプ。
イグザルテーション exaltation
高揚の座。惑星にとって居心地の良いサイン(星座)。惑星の力が発揮できる。
イクリプス eclipse
日食(蝕)と月食(蝕)のこと
イコールハウス equal house
30度ずつ区切ったハウスのこと
イージー・アスペクト easy aspect
120度(トライン)や60度(セクスタイル)などの吉の意味合いがあるアスペクトの総称。
イーストポイント east-point
占星点のひとつで、「世俗的な名声」「世間にどう見られたいか」をあらわすとされるポイント。
1度1年法 one degree system
進行の計算方法のひとつで、1度を1年とみて天体を動かす方法。プライマリィ・システムとも言います。
1日1年伝統法 daily system
進行の計算方法のひとつで、最も広く使われてる方法です。出生後、1日経った出生時刻の感受点位置を1年後の感受点の一として天体を動かし占断を行う方法。セコンダリィ・システムとも言います。
イベントチャート event chart
何か事件や気になる出来事が起きた時、その瞬間の星の配置をホロスコープに描いたもの。
イングレス ingress
惑星が各サインやハウスに入ること。トランジットの太陽が各サインに入る瞬間を特別な時とし、描いたものをングレス図とし、四季図と同じように判断します。
インコンジャンクト inconjunct
角度、150度で、マイナーアスペクトの一つ。クインカンクスともいいます。エレメントで見てもクォリティでみても共通点が無いため、調整や何かを変えなくてはならない変化を必要とします。
インターセプト intercept
あるサインが、完全に一つのハウスに挟まれ、カスプに現れなくなることをインターセプト(狭在)といいます。インターセプトされたサインの影響を発揮させるのは時間がかかりますが、経験を重ねることで、上手に扱えるようになります。
エム・シー MC
10ハウスのカスプ。能力を最も伸ばせる方向や評価を得られること、社会的な名声や立場、業績を暗示し、天職を示します。現世で達することが出来る理想の姿。目指す方向性。
エフェメリス ephemeris
天文歴
エレクショナル占星術 electional astrology
結婚式や引っ越、お店のオープン日時などの、吉日を選ぶための技法。
エレベート elevate
惑星が7~12室に入っていることを指す。
エレメント(四区分) element
四区分のこと。サイン(星座)を火・地・風・水の4つに分類する概念。 四大元素と言うこともある。
オーバーロード overload
10惑星のうち3つ以上の惑星が同じサイン(星座)、もしくはハウスに入っていること。サインやハウスの意味が強調される。
オーブ orb
アスペクトの許容範囲のこと。この範囲を何度までとるか、決まりはないので、オーブの設定は人それぞれ。
オポジション
アスペクトが180度
か行 占星術用語辞典
カスプ cusp
ハウスが始まるポイント。
カーディナルサイン cardinal sign
おひつじ座、かに座、てんびん座、やぎ座のことをいう。ここに惑星が集まると、野心的でエネルギッシュ。独立心や自己主張が強く、パイオニア精神があります。
カデントハウス cadent house
3・6・9・12ハウスのこと。ここに太陽、月、ASCの支配星、または、多くの星が初まってる方は、自分で立つというより、縁の下の力持ち的存在。奉仕的な仕事や、コツコツとした研究に向く。惑星の力は弱まるが、見えない世界、精神的な分野での才能がある。
カルミネイト culminate
ホロスコープの最も高い位置、MCに近い位置に来る惑星のこと。基本的には天頂点の両サイドにある9ハウスまたは10ハウスにある惑星ですが、惑星がその場所にない場合は、最も高い位置にある惑星をカルミネイトとします。
感受点 sensitive point
惑星と計算上の点を合わせたもの。
逆行 retrograde
惑星が一定期間逆方向に動く現象。あくまで見かけ上の動きで、実際に逆向きに動いてるわけではない。太陽と月は逆行しない。
クィンカンクス quincunx
150度のマイナーアスペクト。インコンジャクトともいいます。
クォリティ(三区分) quality
三区分のこと。サイン(星座)を活動・不動・柔軟の3つに分類する概念。
月相(げっそう) moon phase
月と太陽からつくられる角度をいう。月相のリターン図(生まれた時と同じ月相が作られる時のチャート)は、1ヶ月に1回程度起きるが、妊娠しやすいと言われている。
黄道 ecliptic
太陽の通り道
黄道十二宮 zodiac
12星座(サイン)のこと。
コンジャンクション conjunction
アスペクトのひとつで、0度のこと。「合」ともいう。
コンフィギュレーション configuration
ホロスコープのパターン。これを見ることで、おおまかにホロスコープの持ち主の運命の基礎パターンが読み取れる。
コンポジット composite
2つ以上のホロスコープを用い、人数分の中間値を使ってひとつのホロスコープを作成する。ミッドポイントの考え方を基にしたチャート。 対象の人々が合わさったとき、どういう傾向になるのか見ることができる。
さ行 占星術用語辞典
サイデリアル方式 sidereal
インド占星術で主に使われている。天球上における星座を実際に構成している恒星の位置に基づいて12サインを分割していく。
サイン sign
星座の事
サクシデントハウス succeedent house
2・5・8・11ハウスのこと。ここに天体が集中したり、太陽や月が入ると、努力と忍耐、堅実さによって人生を伐り拓いてゆくことができる。安定した力を発揮できる。
サターンリターン saturn return
運行中の土星は約30年かけて、出生時の位置に戻ってくることを言う。土星の持つ意味が刺激され、迷ったり、焦ったり、不安、トラブルなどの試練をもたらすと言われている。
サビアンシンボル sabian symbol
アメリカの占星術師、マーク・エドモント・ジョーンズが、霊能者エリス・フィラーにホロスコープの360°すべての度数分についてのイメージを霊視させ、イメージとして導き出したもの。
室項表(しつこうひょう) table of houses
各緯度で、各恒星時におけるハウスカスプの値を一覧表にまとめたもの。
ジオセントリック geocentric
地球からの視点で、太陽系の惑星の配置を割り出し描いたホロスコープ。
シナストリ synastry
相性をみる方法。2人のホロスコープを重ねて、相互の星のアスペクトなどをチェックする手法。
支配星 ruler
それぞれのサイン(12星座)を支配する惑星。
順行 direct
ホロスコープ上で惑星が東から西へ、反時計回りに周回していること。
進行図(プログレス) progress chart
1日1年法、または、1度1年法で作成したホロスコープのこと。
ステリウム stellium
一つのハウスまたは、サインに3つ以上の惑星が集中(10度以内の範囲)していて、コンジャクションを作っている状態。ハウス・サイン・度数域の意味が強められる。
セクスタイル
アスペクトが60度
接近 apply
感受点同士がアスペクトを作ろうとして近づいてる状態のこと。
ソフトアスペクト soft aspect
アスペクトの1種。吉の作用をもたらす。120度、60度など。
ソーラーリターン Solar return
移動中の太陽が出生図の太陽と同じ位置に来たときのホロスコープ。次のソーラーリターンまでの1年間の運気をみる。
た行 占星術用語辞典
調波 harmonics
ホロスコープを0度~360度で表し、その度数に自然数を掛けて導き出すホロスコープです。
ディグニティ dignity
惑星が支配している(ルーラー)が本来のサインにある。その惑星の力が最も有利に作用する。
ディスポジター dispositor
支配星(ルーラー)同士を順番に連係させ、星の配列をつくっていく。意志決定のパターンや癖が読み取れる。
ディフィカルト アスペクト difficult aspect
180度や90度などの凶意を示すアスペクト。
ディレクション direction
進行によって作られるアスペクト。
デーカン decan
各サインは30度だが、それを10度づつ分割する。0~10度を第1デーカン、11~20度を第2デーカン、21~29度を第3デーカンという。それぞれにルーラーがある。 第1デーカンのルーラーは各サインのルーラーと同じ。第2、第3デーカンのルーラーは、それぞれのサインとトラインの関係にあるサインのルーラー。
トランジット transit
リアルタイムの天体の動きから、その影響を予測するもの。トランジットの惑星と出生時の惑星で様々なアスペクトができるので、それによって色々なことが予測できる。
トランス・サタニアン trans-Satanian
土星より遠くの惑星。天王星、海王星、冥王星の事
トリン(トライン)
アスペクトが120度
トロピカル方式 tropical
春分の太陽の位置を牡羊座の0度とし、サインを12分割する占星術。西洋占星術はほぼトロピカル方式に基づいているが、インド占星術はサイデリアル方式を採用していて、約24度の差がでる。
な行 占星術用語辞典
涙の度数 degrees of tears
各サインの29~30度をさす。ここに感受点があると、その感受点にまつわる悲しい出来事・困難が起きやすいといわれている。
ノーアスペクト no-aspect
他の惑星とメジャーアスペクト(0°、60°、90°、120°、180°)を持たない。
は行 占星術用語辞典
ハウス house
ホロスコープの12の部屋。室ともいう。具体的なアクションを起こすときの12種類の活動分野を示す。
バーテックス vertex
宿命を示す占星点といわれている。180度反対側のポイントはアンチバーテックス。
ハードアスペクト hard aspect
凶作用をもたらしやすいアスペクト。
ハーフサム half sum
ミッドポイントともいう。ふたつの感受点の中点を取ったもの。
ハーモニクス harmonics
調波
フィクスドサイン fixed
三区分(クォリティ)の不動宮。おうし座、しし座、さそり座、みずがめ座のこと。堅実で忍耐力がある。信念が強い。新しいことや、変化には弱い。独善的で強情、頑固な面が生じることも。
複合アスペクト
3つ以上の天体からなるアスペクト。
プログレス progress
出生図から時間を進行させた架空のホロスコープ。進行の方法も色々な方法があるが、一番メジャーなのはセカンダリー・ディレクション(1日1年法)、また、プライマリーディレクション(1度1年法)。
分離 separate
感受点同士がアスペクトから離れようとしている状態。
ベネフィック benefic
吉の象意を持つ天体。太陽・月・金星・木星。反対は凶象意のマレフィック。
ヘリオセントリック herio centric
太陽から見た惑星の位置を記したホロスコープ。通常の占星術で使用するホロスコープはジオセントリック。 ヘリオセントリックチャートは太陽と月がなく、地球(マルのなかに十字が書かれているマーク)が表示される。
ボイド void
主として月のボイドのことを指す。他の惑星と最後にアスペクトを取った後、次のサインにサインに入るまでノーアスペクト状態のことを言う。ボイドの間、判断能力が落ちたり、決定事項が後に向こうになったりしやすい。また、ボイド中に起きたトラブルは、原因の究明が難しくなる。
ホラリー horary astrology
古典技法のひとつで、占星術をタロットのように使う卜占的な占断方法。何かの悩みが浮かんだ時のホロスコープで判断をする。問題が起きた時点のホロスコープ(イベントチャート)でとは違う。
ポラリティ(二区分)polarity
サイン(星座)を陽と陰の2つに分類。男性星座・女性星座とも表現される。
ま行 占星術用語辞典
マイナー・アスペクト minor aspect
メジャーアスペクト(0度、60度、90度、120度、180度)以外のアスペクト。
マレフィック malefic
凶象意の惑星。火星、土星、天王星、海王星、冥王星。反対はベネフィック。
マンデン・社会占星術 mundane
国家や社会などの運勢を見るための占星術。
ミッドポイント mid point
2つの感受点の中間点。2つある中間点のうち、角度が小さい方の中間点。
ミュータブルサイン mutable
クォリティ(三区分)の柔軟宮。ふたご座、おとめ座、いて座、うお座。器用で多芸多才。同情心があり頭脳明晰。しかし迷いやすく決断力に乏しい。神経過敏で性格が弱い。
ミューチャル・レセプション mutual reception
2つの天体同士の間で、それぞれのルーラーが入れ代ってる関係性。互いが深く関わりあうという意味を持ちます。あるいは何をするにも共同でことにあたるとされている。
メジャーアスペクト Major Aspect
0度、60度、90度、120度、180度。これらのアスペクト。それ以外を、マイナーアスペクトという。
や行 占星術用語辞典
四区分 element
エレメント。火、地、風、水で区分。
四大元素
火・地・風・水という四つの元素。
ら行 占星術用語辞典
ライツ lights
太陽と月のこと。
留 station
惑星の順行と逆行が切り替わる境目。惑星の動きが止まったようにみえること。
ルーラー ruler
12星座を支配している惑星。
レクティファイ rectify
出生時間不明のホロスコープから、出生時刻を推計すること。人生で印象的に感じたできごと、イベントなどを経過図・進行図などと照らし合わせながら、出生時刻を推計すること。
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